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2.どうして白内障になるの?

白内障は大きく次の2つのタイプに分けることができます。

[1] 加齢にともなう一般的な白内障

[2] 何らかの原因がある白内障

加齢にともなう一般的な白内障

[1]の加齢変化は、その進行のスピードや視力への影響は個人差がありますが、多かれ少なかれ加齢とともに白内障になります。日本においては、初期のものも含めると、50歳代で37〜54%、60歳代で66〜83%、70歳代84〜97%、80歳以上では100%の罹患率と報告されています。

何らかの原因がある白内障

[2]の何らかの原因には、先天性のもの、他の目の病気や内科的な病気に合併するもの、薬の副作用、感染、打撲やケガなどの外傷、などがあります。最近では、アトピー性皮膚炎と合併する若年層の白内障の増加や、日焼けマシンによる白内障の例も報告されています。また、近視の強い人は白内障に早くなりやすい傾向があります。

なぜ水晶体が濁ってくるのか、そのメカニズムはまだ完全には解明されていません。疫学データで、紫外線の強い国や、さらに栄養状態がわるいと発症率が高いことが報告されており、紫外線により発生する活性酸素の害や、活性酸素から細胞を守る抗酸化成分の不足が、発症に深くかかわっているのではないかと考えられています。